田中 千絵

1998年、日本で女優としてドラマデビュー。
2005年に出演した香港映画「頭文字D THE MOVIE」で周杰倫（ジェイ・チョウ）と共演し中華圏で話題に。このとき、言葉の重要さが今後女優業を続けていくうえでとても大切な要素のひとつであると考えるようになり、2006年一念発起し、本格的に中国語を学ぶべく単身台湾へ留学。
日本への帰国を決めていたが、帰国直前、魏德聖（ウェイ・ダーシェン）監督から日本語と中国語がしゃべれる主役のオファーをいただき出演した映画「海角七號 君想う、国境の南」が、台湾映画史上最高の興業記録を達成し、大ヒットとなった。この映画で台湾のアカデミー賞と言われる「金馬獎」最優秀新人賞にノミネートされ、大きな注目を受ける。
これ以降、台湾を拠点に女優活動を続け、台湾のみならず中国へと活躍の場を広げ、中華圏の多くのドラマや映画で主演を務めている。