当社所属アーティストの家族・親族に対する取材行為について
昨年9月に当社ホームページにて、当社所属アーティストやその家族・親族の私生活への介入を伴う取材行為に関するお知らせを掲載しておりますが、あらためてアーティストの家族・親族への取材行為について、報道機関の皆様へのお願いと、当社の考え方をお示しさせていただきます。
当社としても、報道の自由という大前提は理解しておりますが、アーティスト本人ではなく、一切表舞台に出ることのない、その家族や親族の私生活に介入し、プライベートを詮索し、尾行や追跡、さらには撮影行為を行うことは人権の観点からも社会的にも許されることではありません。
また、その撮影した写真をネット上や雑誌等のメディアで本人の許可なく公開することは、たとえモザイクや"ぼかし"といった加工を行ったとしても、アーティストの家族・親族の心を深く傷つける行為であり、特に幼少期の家族・親族に与える精神的負担やトラウマは想像を絶するものです。
アーティスト、そしてその家族や親族を含む皆さんの健康、生活の平穏、権利、そして幸せを守る義務がある当社としては、そういった一連の取材や撮影行為を控えていただくよう、これまでも報道機関の皆様にお願いしてきました。
上記のような行為に対しては、威力業務妨害、迷惑防止条例違反、ストーカー行為、プライバシー権侵害、肖像権侵害、パブリシティ権侵害等の観点から必要な対応を行って参りましたが、残念ながらこれらの権利侵害行為や迷惑行為が完全に収まるには至っていません。
つきましては、今後は以下のような行為が行われた場合、その報道機関へ抗議文を送るとともに、当社ホームページでも同様の抗議文を掲載することとします。
- 当社所属アーティストの家族・親族の私生活への介入、プライベートへの詮索、尾行、許可のない撮影および取材行為
- 当社所属アーティストの家族・親族の写真(モザイクや"ぼかし"の有無にかかわらず)をネット上やメディアで公開する行為
報道関係の皆様におかれましては、どうか上記についてご理解ください。
何卒宜しくお願い申し上げます。
2021年7月7日
株式会社アミューズ