3.市場環境

お伝えしたいこと

エンターテインメントビジネスは、まだまだ伸びしろがある

インターネットやSNSの普及によって、私たちの事業環境は大きく変化し続けています。CDや映像パッケージの売上が縮小する一方で、新しいメディアやデバイスの出現は私たちにとっては追い風でもあります。また、デジタル化する時代の中で創業以来アミューズが大切にしてきた「ライブ」の価値が、ますます高まってきています。

ライブ市場規模はコロナ禍前を大きく超えて成長

新型コロナウイルス感染症拡大により大打撃を受けたライブ市場ですが、2023年度は前年度からのイベント開催の規制緩和による影響に加え、大規模会場での海外アーティスト公演が多数開催されたこと等により、コロナ禍前にあたる2019年度の140.3%にまで拡大しました。当社イベント収入についても、大型公演の開催が集中した前年度からの公演数・動員数の反動減はあったものの、外部アーティストのライブ制作受託売上も貢献し同水準を維持しました。市場の大幅回復を好機とし、より多くの方々にライブイベントの魅力をお届けしてまいります。

ライブ市場規模/当社イベント収入

<出典:「コンサートプロモーターズ協会 基礎調査報告書」をもとに当社作成>

  • コンサートプロモーターズ協会のデータは、正会員社のみのデータになります。
  • 当社数値は連結財務諸表数値をもとにしております。

広告市場はインターネット広告の急伸とともに引き続き拡大

広告市場は中長期的に拡大傾向で、2023年の総広告費は過去最高値となった2022年をさらに更新しました。中でも成長が顕著なインターネット広告は社会のデジタル化背景に、市場全体をけん引しています。当社でも出演・CM収入は堅調に推移しておりますが、今後はデジタル領域においてもさらに期待ができます。

日本の広告費/当社出演・CM収入

<出典:「電通 2023年 日本の広告費」をもとに当社作成>

  • 当社数値は連結財務諸表数値をもとにしております。
  • 「出演・CM収入」にはCM収入の他に、映画・テレビ・舞台などの出演料収入が含まれます。

音楽販売市場はストリーミングの拡大がキードライバーに

縮小するパッケージ市場に対して、ストリーミング市場は世界の音楽コンテンツ市場をけん引し、シェアを伸ばし続けています。日本でもCDは縮小傾向にありますが、ストリーミングを中心とする配信市場は拡大を続けています。特にサブスクリプションの隆盛により、過去楽曲の価値も見直され新たな収益源となるとともに、アーティストの国内外での飛躍のチャンスが広がっています。

楽曲販売市場規模/当社印税収入

<出典:「日本レコード協会 統計情報」をもとに当社作成>

  • 当社数値は連結財務諸表数値をもとにしております。
  • 「印税収入」には新譜・旧譜の印税収入が含まれます。
楽曲配信市場規模

<出典:「日本レコード協会 統計情報」をもとに当社作成>

  • サブスクリプション売上は「ストリーミング」のうち「サブスクリプション」のみを含み、「広告収入」は「その他」に含まれています。

投資をお考えの皆様へ

アミューズを知る6つのポイント

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