アミューズに所属する女性声優によるYouTube チャンネル「AMUSE VOICE ACTORS CHANNEL」。
本チャンネルに出演する8名(礒部花凜・小泉萌香・佐藤日向・田野アサミ・富田美憂・船戸ゆり絵・前田佳織里・牧野由依)による、チャンネル開設から2度目となるイベント「アミュボchファンミーティング」を、5月8日(日)に東京・竹芝にあるNEW PIER HALLにて開催しました。
最初に登場したのはMCの天津 向さん。向さんの「それでは『アミュボchファンミーティング』スタートです!」の声をきっかけに、テーマソング「Fine! Fine!」が会場に流れ、春を意識した色鮮やかな衣裳で8名が登場。ファンの皆様に向けて挨拶したあと、第一部のステージ企画「アミュボch俳句王選手権」がスタートしました。
これはメンバーを3人ずつのチームに分け、お題に沿って、五・七・五の上の句・中の句・下の句をそれぞれが考え、3人合わせて1つの俳句を完成させるという企画。お題は全部で2問。2問を通してより良い“句”を詠んだチームには豪華賞品がプレゼントされるというものです。イベント開催日が5月8日ということで最初のお題は「母の日」。母への感謝の想いを綴った俳句が詠まれる中、礒部の「だいちゅきだよーん」や、前田の書き損じから生まれた「お・母さん」などの迷句に会場が沸き、2つ目のお題「アミューズ」では、田野の「やまなしへ」や佐藤の「森ハヤシ」などアミューズ所属声優ならではの回答に会場はおおいに盛り上がりました。各々の個性が際立つ俳句が完成した中、結果2問を通して良い“句”を詠んだチームは「あぁ母よ・とってもだいすき!・ありがとう」(テーマ:母の日)、「ゆかいだなァ・十人十色・やまなしへ」(テーマ:アミューズ)の二句を詠んだ田野・富田・船戸のBチームということに。優勝賞品としてYouTube内でメンバーが好んで飲んでいると話題に上がっている栄養ドリンク100本がプレゼントされました。
第二部のステージ企画は「クイズ正解は八文字!!」。回答が八文字となるような問題が出題され、一人一文字ずつ答えていきます。8名全員が書いた文字が合わさり、答えになれば成功。一文字でも間違えれば失敗となります。そして、回答率が最も悪かったメンバーには罰ゲームが用意されるという企画。漫画・アニメ・ことわざなど様々なジャンルの問題に挑戦しましたが、8名それぞれ誤った回答を連発。会場は笑いに包まれました。結果、最も回答率が悪かったメンバーは田野に。用意された罰ゲームは、ステージ上の花道に5メートルの足つぼマットを敷き、その上を歩ききる「足つぼランウェイ」。田野は足ツボマットが敷かれた花道を笑顔で歩き、最後はばっちりのポーズを決めました。
一部の幕間では、メンバーの跳躍力を試す企画「トイレットペーパーを飛び越えろ」の映像が。礒部・小泉・佐藤・船戸が積み重ねたトイレットペーパーを飛び越える企画。挑戦者4人中3人がスカートという悪条件の中、4段のトイレットペーパーを華麗に飛び越え、見事成功、全員ご褒美をゲットしました。二部の幕間映像では小泉・船戸・前田が「陶器づくり」に挑戦。人生初の陶芸に奮闘する3人。各々が自らのペースで個性的な陶器を作り上げる姿は終始、和やかな雰囲気でした。
続いては昨年11月に行った「AMUSE VOICE ACTORS CHANNEL FES 2021」に続き、森ハヤシが脚本を務めた朗読劇「お嬢様のボッチャ」。超がつくほどのお嬢様女子高生・姫川キリカが様々なキャラクターと出会い、またボッチャというスポーツを通し、成長していく物語。本作は前回のイベントで披露された朗読劇「声優はつらいよ」のスピンオフとなっていて、物語の随所に前回の朗読劇中に出てきた設定やセリフなどが登場します。また朗読劇内にOP、次回予告、CMなどの映像も挟み、1つのTVアニメ作品のような演出で構成されました。さらに一部・二部で一部の配役を変更するなど2回公演ならではの新しいチャレンジも見られ、初めて観る人はもちろん、前作を観た方はより楽しめる仕掛けがちりばめられた内容になっていました。中盤の、主人公キリカ(礒部)と御園生部長(一部:田野・二部:小泉)の対決シーンでは、両者ともにアドリブを織り交ぜながら演じ、またナレーション(富田)が対決の様子を実況。ヒートアップするボッチャ対決で声優としてのスキルを存分に見せつけました。
一部・二部ともに、最後のコーナーは昨年末にYouTubeチャンネルで公開された断捨離企画のイベントバージョン「アミュボch ファンミーティングスペシャル!生・断捨大抽選会!」。メンバー全員が断捨離したいものを持ち寄り、来場者に抽選でプレゼントするという企画。個性的な断捨離グッズが登場する中、一部で会場が沸いたのは小泉が持ち寄った微かに光る恐竜の置物。光の量を確認するため会場を薄暗くしたところ、恐竜の置物の微量な光に会場が笑いに包まれました。二部では小泉・船戸・前田が幕間映像で作った陶器や前回のイベントで前田がオシャレコーデのアイテムとして購入したオーバーサイズの赤いジャケットなどが出され、YouTube映像と前回のイベントとリンクした断捨離グッズのプレゼントに会場は大いに盛り上がりました。
エンディングでは朗読劇のコーナーに関する裏話で盛り上がり、さらに、テーマソング「Fine! Fine!」がカラオケDAMで5月12日(木)よりカラオケで配信されることが発表。さらに重大発表として、今年の冬にオリジナルアルバムをリリース、来春に「AMUSE VOICE ACTORES CHANNEL FES 2023」を開催することも発表となりました。最後に登壇者ひとりひとりから、来場者に向けてメッセージが贈られ、大盛況の中イベントは幕を閉じました。