株式会社アミューズの第44期定時株主総会を、6月26日(日)にアミューズ本社(山梨県)と新宿(東京都)の2か所で開催しました。
2021年7月に本社を山梨県・西湖に移転し、新たな拠点となる「アミューズ ヴィレッジ」を創設してから、今回が初めての開催。山梨県の本社と東京会場をリモートでつなぎ、さらにインターネット中継での参加も可能な形で株主総会を行ないました。
株主総会後に実施している株主限定イベントは、感染症拡大防止のため一昨年より中止となっていましたが、今回は本社の特設会場にて2019年以来約3年ぶりに新人アーティストのライブを開催しました。
イベントの司会進行は元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵が務め、テレビ東京系列「おはスタ」にて放送中のオリジナルTVアニメーション「おにぱん!」から飛び出したアイドルユニットのおにぱんず!、作詞・作曲、ダンスの振付まで手掛けるなどマルチな才能を持ち、3か国語を操るトリリンガル・アーティストのNOA、TikTokにて関連動画再生数が約6億回と爆発的に視聴されるなどSNSを通じて注目を浴び、2021年11月にメジャーデビューした三阪咲の3組がライブパフォーマンスを行ないました。
冒頭、司会進行を務める竹内がアミューズヴィレッジ内の富士山や西湖が一望できる場所から中継で登場。「都会の喧騒から離れ、ほっと一息つける場所にアミューズヴィレッジはあります」と新社屋を紹介しました。
そして出演アーティストの紹介VTRが終わると、今度はライブ会場のステージに竹内が登壇。「今年のイベントはこれから先のアミューズ、そしてこれから先のエンターテイメントを担う、期待の新人アーティスト3組によるスペシャルライブを行いたいと思います!」と挨拶をし、早速イベントがスタートしました。
トップバッターを務めたのは、6月1日にデビュー曲をリリースし、8月には初のライブイベントが控えるおにぱんず!。
おにぱんず!は、人なつっこくて好奇心旺盛な赤鬼・つつじ役の野崎結愛、やんちゃでいたずらっ子な黄鬼・ひまわり役の根岸実花、クールと思わせてズボラな青鬼・つゆくさ役の野中ここなの3人で結成されたアイドルユニット。
1曲目の「おにパパパン!パン!」では、テレビ東京系列「おはスタ」にて放送中のアニメの映像をバックに、鬼のツノをイメージしたかわいい“鬼ポーズ”で会場を盛り上げました。
「今後も頑張って活動していきますので、株主の皆様、応援よろしくお願いいたします!」と元気に挨拶すると、2曲目は後期のアニメテーマソングとなる「鬼ヤバッ!」を披露。
印象的な「鬼!」や「ヤバッ!」という歌詞に合わせたキュートな振付を元気いっぱいに披露し、会場を笑顔で包みました。
その後のトークでは、竹内から今回のスペシャルライブに出演した感想を聞かれると、根岸は初めてフルでパフォーマンスをしたという「鬼ヤバッ!」について「とても緊張していたんですけど、3人ともそれぞれのベストを尽くしてパフォーマンスができたかなと思います!」と明るく答えました。
また、昨晩は初めて3人1部屋にお泊りしたとのことで、野中が「2段ベッドが部屋にあったんですけど2段ベッドを取り合いして…」とほっこりするエピソードを披露。
さらに「3人とも勉強をするときがあったんですけど、窓の外に西湖だったり自然が広がっていたので、疲れを癒したり、素敵な思い出になりました!」と学生らしいエピソードを披露すると、竹内は「勉強もしながらこのような活動もされていて、本当に頑張っているなと思います!」と感心した表情で頷いていました。
続いて登場したのは、TBS10月期ドラマ「君の花になる」で自身初のドラマ出演も控えているNOA。1曲目はR&B色の強い「TAXI feat. tofubeats」を披露し、甘い歌声と表情で観客の視線を掴むと、続く「LET GO(feat. JEON WOONG(AB6IX))」では1曲目とは違うダンスポップで雰囲気を一変させました。
「最後の曲、聞いてください。『Highway』!」の掛け声で3曲目に披露したのは、アップテンポなサウンドにファルセットのコーラスを加えたポップソング「Highway」。クールなダンスで会場を魅了しました。
その後のトークでは、竹内から韓国でエンターテイメントを勉強していたことについて尋ねられると、「韓国で6年間ほど練習生として生活していて、その際に歌や作曲、ダンスなどいろんなことを学びました」と自身のパフォーマンスの土台となった過去を振り返っていました。
さらに会場の山梨県・西湖についての感想を聞かれると、着いてすぐに食べた名物のほうとうについて「感動的においしかったです!」と親しみやすいエピソードを披露。本社の目の前に広がる西湖については「自然が大好きなので、今朝も湖の周りを散歩したり、朝活してきました!」とライブ前にリラックスできたことを明かしました。
最後に10月から放送となる自身初のドラマ出演について発表すると、会場からは大きな拍手が送られていました。
イベントのトリを飾ったのは三阪咲。
まずはメジャーデビューを飾ったEP『I am ME』より「Get Stronger」、続けて雑誌『Seventeen』史上初となるテーマソングで、読者から寄せられた友情をテーマにしたエピソードをもとに三阪が歌詞を作り上げた「Bling Bling」の2曲を披露しました。
曲の間のMCでは、「西湖会場、新宿会場、そして配信をご覧のみなさん!初めまして、三阪咲です。よろしくお願いします!」と挨拶し、「今日こうして株主総会という場所で歌わせていただくこと、すごくうれしく思います。ありがとうございます」と会場に集まった方々への感謝の気持ちを述べていました。
ラストは三阪の透明感のある歌声が映えるバラード「Rollercoaster」を圧倒的な歌唱力で歌い上げ、会場を希望に満ちた雰囲気で包み込みました。
堂々としたライブパフォーマンスで会場を魅了した三阪だが、ライブ後のトークでは竹内から「実は今日緊張しているんですよね?」と聞かれ、「めちゃめちゃ緊張していました!」とホッとした様子で答えました。そんな中、自身のグッズを持っている方や温かい拍手で緊張が解けたことを明かしました。
「人前では小さいころから歌われていたんですよね?」と聞かれると、「小学生の頃から路上ライブやライブハウスで歌っていて、小さいころから音楽しかしてこなかったので、こうしてステージに立って皆様の前で歌っていることがうれしいですし、もっと頑張ってたくさんの人に聞いてもらえる様になりたいなと思っています」と熱い想いを語り、未来を担うアーティストの1人として期待が高まるステージとなっていました。
最後に司会進行を務めた竹内が「アミューズには、ほかにも素晴らしいアーティストがたくさん所属しておりますので、それぞれの活躍を見守っていただけたらなと思います」と締めくくり、イベントの幕を閉じました。