2023年、ウォルト・ディズニー・カンパニーが創立100 周年を迎え、その記念作となるアニメーション最新作「アナと雪の女王」のスタッフ陣が贈る、ディズニー100 年の歴史の集大成となる新たなドラマティック・ミュージカル「ウィッシュ」。どんな願いも叶う魔法の王国の驚くべき真実をたった一人知ってしまった新ディズニー・ヒロイン"アーシャ"。願いを信じ続けた彼女が起こした奇跡とはー?
人々の心の原動力である"願い"を支配する――
ディズニー史上最恐のヴィラン<マグニフィコ王>の日本版声優が決定‼
マレフィセントやアースラなどディズニー・アニメーションには欠かせない"影の主役"と言っても過言ではないのがヴィラン。本作では、国民の願いを支配するディズニー史上最恐のヴィラン・マグニフィコ王が登場しますが、その日本版声優にUS本社のオーディションを経て、福山雅治が決定しました!
福山が今回担当するのは、どんな願いも叶う魔法の王国の国王マグニフィコ。魔法の力でロサス王国の国民の願いを叶える偉大な王ですが、叶えるのは自分が良かれと思う願いだけで、実は国民の願いを支配しているという"裏の顔"を持っていました。そして、人々の心の原動力である"願い"の力を利用して、さらなる強大な魔力を手に入れようとする恐ろしさを秘めたキャラクターです。
そんな王としてのカリスマ性や恐ろしいヴィランへと変貌していく難しい感情を表現することがマグニフィコ王役には求められますが、US本社のオーディションを経て、確かな演技力はもちろん、福山の持つ低く落ち着いた声が、王としての威厳、力強さを表現できると評価され、見事日本版声優に起用されました。ディズニーが歩んできた100年の歴史の中でも「史上最も恐ろしいヴィラン」と制作陣が語るほどのマグニフィコ王を、福山がどのように演じるのか、大きな注目が集まりそうです。
劇中ではマグニフィコ王が歌う「輝く願い」、「無礼者達へ」という楽曲が登場します。自身のキャリアとしては新境地となる初のミュージカル作品への参加となりますが、このマグニフィコ王役に決まったことについて「大変驚いたのと同時にすごく光栄でした。当然プレッシャーもありましたが、こんな経験はなかなか無いので、そのプレッシャーも含めて思いっきり楽しみたいなと思って現場に挑みました」と本作に向けての心境を吐露。マグニフィコ王というキャラクターについては、「とても正しく正義感に溢れているキャラクター」と語り、続けて「その行き過ぎた正義感に故に悲しい存在となってしまった、悲劇の王様だと思う」と話し、彼なりの信念や正義が劇中でどのように描かれていくのか、そして、どのようにディズニー史上最恐のヴィランへとなっていくのかにも目が離せません。そんな難しい役どころのアフレコを終えた福山は「人は誰しもどんな立場でも年齢でも時と場合によって表と裏があります。裏の部分をどう表現できるのか、シーンによってその塩梅をチューニングするという事を注意しました」と、振り返りました。さらに「マグニフィコ王のことがよく分かると言うと、福山は暴君なんだなって思われそうですけど。マグニフィコ王に対して甘すぎるのかもしれませんが、複雑みをどうやって入れ込めば、その悲しみが可笑しみにまで昇華できるのか、というアプローチをしたつもりです」と、キャラクターへ愛情を持って声を吹き込んだとも語りました。また、本作を楽しみにしているファンの皆さんへは、「願い、希望を持つことは大事なんだと教えてくれる作品になっています。そして、正しさとはなんだろう、人間にとって正義とは、悪とはなんだろうということを深いところで教えてくれる作品になっています」と、熱いメッセージを送りました。
ディズニー100年の歴史の集大成であり、これからの100年の行き先を指し示す特別な作品「ウィッシュ」。長きにわたり"願いの力"を描き続けてきたディズニーの"原点"と"未来"が、ここに――。