2021年5月3日に古希を迎えた「三宅裕司70歳記念落語会」を開催することが決定しました!
神田神保町に生を受け、東京のど真ん中で様々なエンターテインメントを享受し育った生粋の江戸っ子・三宅裕司。中学から落語に親しみ、明治大学在学中は落語研究会に所属し紫紺亭志い朝の四代目を襲名しました。そして、2学年後輩の立川志の輔さんが五代目を継ぎ、さらにその2学年後輩のコント赤信号・渡辺正行さんが六代目を継ぎ、紫紺亭志い朝は今や明治大学落語研究会の大名跡となりました。
この会を開催するに至った経緯は、70歳を目前にした三宅が「今までやったことのない挑戦として落語会をやりたい」と思い、明大落研の後輩である立川志の輔さんと渡辺正行さんに相談。すると2人から「わかりました、三宅さんのためにひと肌脱ぎましょう」と快諾を得たこと。2人は東奔西走し新橋演舞場という最高の舞台を用意し、三宅を喜ばせ、やるならば特別な記念の時にしか実現しないであろう「志い朝の会」をやろう、となった次第です。
出演者は、紫紺亭志い朝を代々名乗った四代目の三宅裕司、五代目の立川志の輔さん、六代目の渡辺正行さんの3人のみ。
三宅と渡辺さんは毎年「熱海五郎一座」で舞台に立ち、志の輔さんは師匠・立川談志さんと最初で最後の親子会を実現させた新橋演舞場。明治大学落語研究会が縁で出会った3名が、思い出深い場所でお贈りする「たった1日1回限りの特別公演」にご期待ください!
さらに今回、ビジュアル撮影のために集まった3名の貴重な映像が出来上がりました。
そちらも合わせてご視聴ください。
▼三宅裕司70歳記念落語会
▼志い朝3名による座談会
3名よりコメント
人間生きていれば必ずいつか70歳になる訳で、そうなると人生の通過点でしかないんだけど
「初めての企画として落語にチャレンジするのもありかなぁ」なんて思っていたところ、それを知った
志の輔とリーダーがひと肌脱いでくれた。
松竹さんのご厚意もあって二人が私のために企画してくれたのは、新橋演舞場での「三人だけの落語会」。
こういうのって計画を立てている時は楽しいけど冷静に考えると凄い事をやろうとしているんだよなぁ。しかし、ただの通過点ではなく一生の想い出となる最高の70歳になったのは間違いない。
四代目志い朝こと 三宅裕司
私にとっては明治大学落語研究会の先輩、三宅さん!
今年古希を迎えた三宅さんに何かお祝いをと、考えてはいました……大好きなお酒がいいのかな、
それとも特選の和牛がいいかな、いやいややっぱり健康グッズかな、後輩のなべは何をあげるのかな。
そしたらまさかの落研メンバーで落語会をやる?
恐れ多くも新橋演舞場で!
あらあら。根が真面目な私ですから、心配しちゃいましたよ、「落語家は私だけなのに、落語会なんて言っちゃっていいのか」って。
新橋演舞場は私の師匠・立川談志との最初で最後の親子会が実現した、とても思い出深い会場なんです。だから次は「どんな落語家との二人会をやろうかな。」と思っていたら……。
けれども、まるで学生の時のように無邪気にはしゃぎながら
「俺、落語やりたいんだよ」って言う三宅さんを目の前にしたら、とてもじゃありませんが、断れませんですよね~。
てなわけで、当日ご来場の皆様には、ちょっとだけ私の立場も思いやっていただきながら、思いっきり笑って、三宅さんの古希をご一緒に祝ってくださいませ。
五代目志い朝こと 立川志の輔さん
三宅さんが古希を迎えた!
お祝いに何かやりましょうと集まったのが、立川志の輔、渡辺正行!!
こりゃー落語だ!落語会だ!
「トリはやっぱり名人の志の輔じゃない?」「何言ってるんですか!三宅さんのお祝いの為にやるんですよ、トリは三宅さんに決まってるじゃないですか!!」
「そうかー、ま、ナベのトリは無いよな!」
もう話してるだけで楽しい!学生時代に戻ったようだ!
しかも場所が新橋演舞場さん!
ひゃーーーー!
えー始めに皆さんにご忠告しておきます、渡辺の落語に期待はしないように!笑
大丈夫!三宅さん、志の輔さんが楽しく素敵な落語を見せてくれます!
これから楽しい落語会「志い朝の会」が始まるという序の部分でございました。
六代目志い朝こと 渡辺正行さん