三宅裕司、松下由樹さん、戸次重幸、芋生悠さんが出演した、ニッポン放送オリジナルラジオドラマ「おっぱいだけがウマい勝見さん」が好評を受け、音声サブスクリプションサービス「NUMA」でも全6話を一挙配信することが決定しました。
「おっぱいだけがウマい勝見さん」は、とある女性漫画家の、仕事場でのワンシチエーション会話劇。
若くしてエロ漫画のトップとなった女性漫画家。今はすっかり大御所の“オリエンタル町子”は今日もひたすら漫画を書いている。
アシスタントは連載を持ったこともない「プロアシスタント」と呼ばれているおじさんの勝見清。「おっぱいを描かせたら日本一」と言われている勝見は、町子先生に淡い恋心を抱いている。でも自分は“うだつのあがらない、ただのおっぱいを描くしか取り柄のない人間だから”と、町子先生への恋心は誰にも言えない…。それに勝見には苦手な奴がいた。町子先生の担当編集で、勝見の甥っ子でもある武田。町子先生は武田にぞっこんで、それを勝見は知っている。そんな武田はアシスタントの柴木山春香に夢中。さらに春香は勝見に夢中。
そんな奇妙な四角関係の4人が織りなすこのドラマ、特に事件は起こりません。
おっぱいを描かせたら日本一の勝見清をは、三宅裕司が務めます。
大御所エロ漫画家の町子先生を、数々のドラマや映画に出演してきた演技派女優・松下由樹さん、町子先生がぞっこんの担当編集者武田を戸次重幸、おっさん勝見にぞっこんな柴木山春香を、出演作が相次ぐ大注目の新進女優・芋生悠さんが担当し、ニッポン放送のオリジナルラジオドラマとして、5月15日(日)~6月26日(日)(※6月19日は休止)まで、毎週日曜日20:20から全6回放送でお届けしていた本作。
脚本は2020年に放送されたテレビドラマ「半沢直樹」の脚本も手掛けた金沢知樹さんが担当。
作家・演出家として舞台や映像の脚本を中心に活動し、2008年、舞台「部屋と僕と弟のはなし」で文芸社ビジュアルアート「星の戯曲賞」準グランプリを受賞。短編 映画「半分ノ世界」が国際エミー賞ノミネート、セルビア日本交換映画祭アイデンティティ賞受賞。「TATAMI」は第51回シッチェス・カタロニア国際映画祭でワールドプレミアのほか2019 Asian Academy Crea8ve Awardsにて主演男優賞、主演女優賞、撮影賞を受賞。
2020年にはTBS系ドラマ「半沢直樹2」の脚本を担当。Netflixオリジナルシリーズ「サンクチュアリ -聖域-」(脚本)が全世界配信予定。また、脚本・監督を務めた、草なぎ剛さん・尾野真千子さんら出演の映画「サバカン SABAKAN」が今年8月に全国公開を控えています。
この度、番組の好評を受け、音声サブスクリプションサービス「NUMA」でも全6話を一挙配信することが決定。豪華キャストによる4人の登場人物の四角関係の恋模様を描いたワンシチュエーション会話劇を、「NUMA」でも楽しんでください。
三宅裕司 コメント
このタイトルを見た人はどんな内容のラジオドラマを想像するんでしょうか。
設定も4人の登場人物もみんな変なんですが、キャスティングされた役者さんがなんとか作家のイメージに近づけようと最高の演技で答えています。息づかいや舌打ちなどの音も聴いて頂けるとより楽しいドラマになると思います。
私が演じる勝見さんも変な人なんですが、ギリギリこういう人もいるなと思わせる表現が大変でした。この本を書いた作家は凄いと思いますが、一番変な人だと思います。
戸次重幸 コメント
今回初めてラジオドラマをやらせて頂きましたが、とても貴重な経験でした。
お声をかけてくださった三宅裕司さんに、大変感謝しております。早くも続編を期待してしまう面白い脚本でした。
変な話かもしれませんが、是非映像化も期待しています(笑)。