5年ぶりに作画し、初めて原案を手掛けた絵本「ちぐハグ」
s**t kingz の NOPPOが作画および原案を手掛けた絵本「ちぐハグ」が、2024年4月27日に出版されることとなりました。2019年にs**t kingzとして出版した絵本「あの扉、気になるけど」で初めて絵本の作画に挑戦しましたが、この度原案も手掛け、NOPPOソロ名義で絵本が出版されることは初めてとなります。
NOPPOは、ダンサー・振付師にとどまらず俳優としても活動をしており、4月7日スタートの日本テレビ系新日曜ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」の出演が決まっているほか、イラストレーターとしてアパレルセレクトショップ「FREAK'S STORE」やアパレルブランド「Ron Herman」とのコラボレーション商品を手掛けるなど、アート活動でもその個性を発揮してきました。
「ダンスが誰にとっても身近なものであってほしい」という強い想いのもと "ダンスの楽しさをシェアする"ことを根底に幅広い活動を行ってきたNOPPOにとって、アートもコミュニケーションのひとつであり、とても大切に向き合っている活動の一つ。これまでも、聴力に障害のある子どもたちへのダンスワークショップなど様々な形で「ダンスが誰にとっても身近なもの」に感じてもらうためのアプローチに取り組んできましたが、そんな中で接してきた子どもたちへNOPPOなりに伝えたい想いが、この物語には詰め込まれています。
そんなNOPPOの想いを汲み取り絵本「ちぐハグ」の原作(タイトル:「もりのこえ」)を執筆したのは、2011年「婚前特急」で劇場映画脚本家デビューを果たし、14年「そこのみにて光り輝く」でキネマ旬報ベスト・テン脚本賞、ヨコハマ映画祭脚本賞を受賞した、脚本家の高田亮氏。彼の描く魅力的なキャラクターたちによって紡がれる、温かさとちょっぴり切なさの入り混じる物語は、子どものみならず大人の心にも届くものがあるはずです。子どもたちの親御さんたちに、あるいは絵本を読んでくれた子どもたちが少し成長した頃にまた改めて読んでもらえたらと、絵本と原作本がセットになっています。絵本・原作本それぞれを、ぜひ楽しんでください。
なお、発売に先駆けて本日よりアーティストオンラインショップ「アスマート(A!SMART)」にて予約受付がスタート。s**t kingzオフィシャルファンクラブ「062(オムツ)」会員には、期間限定で「NOPPOの絵本朗読ボイス」が聴ける会員特典付きとなります。
NOPPO コメント
生きていく中で一度は絶対に人と人との関わり方で考えたり悩んだりすることありますよね。例えば、この人とは近くなりすぎて仲悪くなっちゃった、この人といるとなんか楽、なんでだろう?とか。そんな人との距離を四大元素で表したら楽しそうだと思いました。「火」と「風」で燃えあがっちゃったり。「土」と「水」でグニャグニャになったり。好き嫌いの反応は我慢しても絶対に出てくるもの。だけど自分や相手のいいところも、わるいところもひっくるめて「楽しみながら」未来へ向かってこう。と思いこのような内容になりました。
ちなみに、タイトルの「ちぐハグ」は、
「ちぐはぐ=くいちがい」「ちぐ=出会う」「ハグ=HUG/抱きしめる」
自分とは違う価値観の人に出会っても、ハグするようにお互いが受け入れて、認め合って、愛情を持ちながら生きてけたらいいなぁ。という想いでつけました。
原作では高田亮さんに、素敵な愛溢れるストーリーを考えていただきました。原作でしか味わえない4キャラクターと主人公の関係性だったりをぜひ楽しんでください。