岸谷五朗が、福井県越前市の歴史や文化をPRする「越前国府 千年のときをつむぐ大使」（略称 越前国府大使）に就任しました。
NHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原為時役を演じている岸谷ですが、紫式部の父親役で、いまの越前市にあったとされる「越前国府」に赴任しました。そんな大河ドラマの放送がきっかけとなり、越前市の歴史や文化、伝統を世界へ、未来へ伝える応援として岸谷の「越前国府大使」就任が決定。
11月18日に越前市で行われた就任セレモニーでは、壇上で司会とミニトークを展開。大河ドラマ「光る君へ」出演をきっかけに、これまで複数回越前市を訪れ、越前和紙の紙漉きを体験したことや越前国府発掘の進捗などを知ったことなどを中心に、大いに盛り上がりました。
その後、山田賢一越前市長から越前和紙でできた委嘱状と越前国府大使としての名刺を手渡され、「生まれて初めての名刺。それがまさか大使としての名刺だとは、感動です。（紫式部役の）吉高（由里子）さんにも『大使と呼べ』と名刺を渡さないとね（笑）」と会場の笑いを誘い、「越前和紙や国府発掘、海の幸など、越前のことをみんなに知ってもらいたい」と大使就任に意気込んでいました。
今後、「越前国府大使」として、「越前和紙」や「越前打刃物」など越前市に伝わる工芸品などの魅力をPRする予定です。