現在、日本テレビ系ドラマ「逃亡医F」にレギュラー出演中の古屋呂敏が、初の写真展「reflection(リフレクション)」を渋谷・ギャラリー ルデコにて開催しています。
開催前日の2月17日(木)に記者会見を行い、写真のモデルとして参加した川床明日香と菊池日菜子とともに登壇しました。
モデル、役者と活動する古屋。実は一度、表舞台を辞め、映像制作やスチールカメラマンとして約3年間活動していました。そんな古屋がこの写真展を開催したいきさつを聞かれると、「クライアントワークが多かった中、はじめて自分の心赴くままに撮影をしてみたいと思って、写真展というかたちで自分の想いを表現させていただきました。実際に自分の写真が印刷されて、飾られると、“おおーいいなあ”と。何より、すごく素敵なお2人にご協力いただいて、撮影させていただいて、楽しかったです」と、その想いを語りました。
川床、菊池の2人をモデルに起用した理由を聞かれると、「アミューズの中でつぎに光るお2人だろう、と思って指名させていただきました」と言いつつも、「撮影時間が光の関係で短かったんですけど、その中でも嫌な顔せず、むしろ自分から“こういう表情どうですか”“こういう感じがいいですか?”とすごくクリエイティブに対してトライしてくださるところが、撮影しながら気持ちよかったですし、やり易かったです」と、若き2人の表現力に驚いてもいました。
モデルとして参加した2人にも撮影の裏話を聞こうとすると、すかさず「僕も聞いていないので緊張しますね(笑)。ここで微妙だったって言われると、恥ずかしい(笑)」と、古屋が少し緊張(笑)。
そんな緊張する古屋をよそに、「いつも撮っていただくカメラマンさんとは違う、役者・モデル、として撮ってもらう側の分かっていただけるという信頼感がすごいあったので、、いつもと違ってワクワクしながら撮影しました」と川床。菊池も、「(撮影のときに)“こんな感じ”とたまに見せてくださる写真が、“すご!”って思って。寒さを越える感動があったので、できあがりを楽しみにしながらワクワクしながら撮影していた印象です」と、撮影時を振り返っていました。
お気に入りの写真を聞かれた古屋は、2枚セレクトしながら、「今回は、“リフレクション=反射”というテーマで撮影したんですけど、僕自身、演者・役者でありながらカメラマンをやっていて、2つのことをやっているけど、それをしているからこそ2つの視点で見えることがあるんです。その中でお2人を撮影する際に、お2人からなにがかえってくるのか、僕自身が撮影して何が反射しているのか、すごく意識して撮影しました。お2人の年齢だからこそ出る光があると思っていて。。。それが如実に2枚の写真では感じられました。お2人の年齢に合った出せるひかり、におい、が伝わってきました」と、セレクトの意図を話していました。
記者の方から、今後撮りたいものを聞かれると、「官能的ではない…美しいヌードとか…そういったものもチャレンジして表現していけたらいいなと思っています」と。冬季オリンピック期間中ということもあり、撮ってみたいアスリートはいますか?という追加質問には、「おお~…男性ですが、平野歩夢選手。2回目のスコアが出たあとの3回目のあの強さは必ず写真に出てきますし、写真を撮ったときに変えてくる、跳ね返ってくるものは、女優さん・俳優さんとはまた違うな、と。機会があれば…ぜひ!」と、オファーをしていました。
「入口に鏡を置いています。意味としては鏡というものは、1番分かり易く自分を反射するもの。僕は人から反射するものを受けて自分を見たりするので、この写真展を見たあとに、もう1度自分を見てもらって、来たときと来たあと、自分の心の変化があるとしたら僕としては嬉しいです。写真を見ながらいろんなものを受け取ってもらえればいいな、と思います」と、最後にはこの写真展に込めた想いを語った、古屋。
そんな古屋の想いをぜひ写真展で受け取ってください。